今日から臨月

自己紹介もちゃんと書いてないのにいきなりの話題ですが
タイトル通り今日から臨月です。初産の妊婦です。

臨月を迎えた心境などをリアルに残したいなと思ったので
ブログのエピソード的な順番とかそういうのはひとまず置いときます。

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臨月になるまでの話をまとめてみると
夫と結婚したのは2019年の冬で
その時すでに私はアラフォーの域だったので
その年の夏には不妊治療専門のクリニックに通い始めました。

特に不安要素があって通い始めた訳ではなかったけれど
蓋を開けてみたら
私の体の改造計画から始まり、現在の妊娠に至るまで
ホルモンの治療をしながら手術計5回、流産2回と結構ハードな2年間でした。

こればっかりは早めにクリニックに通い始めた自分を褒めたい。
周囲の結婚したばかりだし1、2年はゆっくりしたら?という意見を聞いて
のんびりしていたらきっとものすごい後悔していたと思う。
時間は財産とかいうけど不妊治療においての時間は本当に貴重なものでした。

不妊治療を始めるまでは仕事やプライベートでも
うまくいかないことがあったらいろんな事にチャレンジしてみたり
やり方を変えてみたり試行錯誤して努力すればどうにか問題は解決し、

物事は前に進むものだと
割と前向きに生きてきたので

不妊治療で「自分の努力ではどうにもならない事がある」 という事を嫌というほど思い知り
メンタルが結構いつもギリギリで いつも何かにイライラしたり悲しくなったり
夫にもたくさん八つ当たりをしてしまったりと私の人生の中でも魔の2年だったように思います。

なんなら「大変だった」、「辛かった」とぼんやり思い出せても
通院の日以外はただ時間が過ぎるのを待つだけの日々で
その2年間、不妊治療以外何をしていたかと思い出そうとしても思い出せないほど
ボーッと時間を溶かしていたように思う。

そしてそのネガティブマインドは今回の妊娠が分かってからもしばらく継続し
本当にちゃんと生まれてきてくれるかな
今回こそは大丈夫なのかな 喜んでもいいのかなと
なかなか気持ちが前に進まず
自分の気持ちにブレーキをかけた状態で
気がつけば今日『臨月』を迎えてしまいました。

気がつけば臨月
ずいぶんぼーっとしたお母さんです。ごめんね息子。

いや嬉しいんだけど

お腹に我が子がいるというだけで幸せの極みで
お腹の子はめちゃくちゃ元気で胎動ものすごく痛いけど
その痛みすら有り難いと思うほどに嬉しいんだけど

あと1ヶ月以内に息子を抱っこする日が来る事が
いまだに実感できません。臨月だけど。

早く顔が見たいな。
いやいやお腹の中で思う存分に外に出る準備ができるまでゆっくりしてね。
いやでももうすでに2700グラムあるし
できるだけ早く顔を見て安心したいな〜。
でもそれは私の都合だからゆっくりしていいんだよ。

と1分おきに思考が変わります。
息子が困り顔で生まれてきたらどうしよう。

そして早く会いたいと思うわりに
まだ出産準備は完璧ではありません。

ギリギリまで動けないタイプ
なんなら必要に駆られないと動けないタイプ

ベビーベッドいるか否かもまだ決まってません。

ベビーベッド欲しい?と聞いたら返事してくれないかな〜
2回蹴ったら「欲しい」で1回蹴ったら「いらない」って事ねと話しかけてみたら
息子には見事にスルーされました。
そうだよね。「そのくらいお母ちゃん決めてよ」だよね。

でもね。晴れた日にこの腰の重い私が
いそいそと水通しのお洗濯はしましたよ。

「世界一幸せな洗濯」っていうんだって。その通りでした。

でもね、新生児用の50cmの服しか買ってないのよね。
先週の検診ですでに2700グラムだったけどこのままあと
1ヶ月スクスク成長したらサイズ的に入るかな。

水通ししてない服着せる羽目になったらどうしよう
もしくはまさかのスッポンポン退院。。。

もういつ生まれてもおかしくないから
今すぐにでも立派なお母さんになりたいけど

きっと予定通り1ヶ月後に生まれてきてくれても
こんなままのお母さんです。

少しずつ一生に成長しようね。

あ。最後の方ブログというより息子へのお手紙になってしまいました。
世の中には20歳でお母さんになる方もたくさんいて
おばあちゃんでもおかしくもない年齢の

私は高齢枠の40歳でお母さんになります。

年齢ばかり重ねていてもどうにもしっかりした人間でもないし
ダメなところもたくさんあるけど
一生懸命お母さんになりますのでどうぞよろしくお願いします。
まだ顔も見れてないし実感もないけどもうすでに大好きです。

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